埋め込み洗濯水栓修理と交換・洗濯防水パン交換(東京都・埼玉県)

ドラム式洗濯機にかさ上げ台を設置する時「特に注意が必要」なことを紹介します!

目次

はじめに|かさ上げ台を使う理由と注意の必要性

せっかく買ったドラム式洗濯機、使い勝手も見た目も大満足!

でも、いざ設置してみたら、洗濯物の出し入れが意外と大変で腰にくる…。排水口の掃除ができない…。このような声もよく聞きます。

ドラム式洗濯機は見た目のスマートさや乾燥機能の便利さなど、多くの魅力がありますが、床にそのまま置くと使いづらさを感じるケースもあるのが実情です。

そこで検討されるのが「かさ上げ台」。洗濯機の位置を少し高くすることで、出し入れがぐっとラクになり、排水や掃除の面でもメリットが多いアイテムです。

しかし、設置方法を誤ると、振動・転倒・排水トラブルなど思わぬリスクを招くこともあります。

このページでは、実際の現場経験も踏まえながら、かさ上げ台を安全・快適に使うためのポイントや注意点を、分かりやすく解説していきます。

洗濯防水パンの上に設置する場合の注意点

かさ上げ台を設置する場合、設置方法にはいくつかの確認事項があります

  • かさ上げ台の脚が防水パンの縁にかかっていないか確認する
     → 脚がパンの立ち上がり部分に乗ってしまうと、設置が不安定になり、使用中の振動でガタついたり、最悪転倒する可能性があります。脚がしっかりとパンの底面(平らな部分)に納まっているかをチェックしましょう
  • 防水パンと台のサイズが適合しているか
     → サイズがあっていないと設置位置に無理が生じて安定性を欠くことになります。設置スペースの寸法を事前に測り、適合する台座を選ぶことが大切です。
  • 排水トラップの位置や高さに注意
     → 台を設置して洗濯機が高くなりすぎると、排水ホースが急角度で下がり、排水がうまく流れなかったり、逆流や漏水の原因になることもあります。ホースの取り回しと勾配は必ず事前に確認しておきましょう。

設置前に確認すべきチェックポイント

かさ上げ台の耐荷重

ドラム式洗濯機は本体の重さが非常に大きく、多くのモデルで60〜80kg以上、中には100kgを超えるものも存在します。さらに、洗濯物の重みや内部にたまる水の量を加味すると、使用中に一時的に大きな荷重がかかることもあります。

耐荷重100kg以上でドラム式対応と明記されている製品であるかどうかは必ず確認しましょう。

表示がない場合、主に縦型洗濯機向けで、重量や振動への対応力が不十分なケースも多く見られます

耐荷重を超えるような使い方をしてしまうと、以下のようなトラブルが起きる可能性があります:

  • 台の表面がたわんだり、亀裂が入る
  • 使用を重ねるうちに脚部のつなぎ目が緩み、構造的に不安定になる
  • 振動によって洗濯機が動いてしまい、転倒のリスクが高まる

軽量で扱いやすいプラスチック製は手軽な反面、時間とともに劣化しやすいという弱点があります。より安定性を重視するなら、金属製(スチール)や厚みのある頑丈な樹脂製など、耐荷重に優れた材質の製品を検討するのが安心です。

洗濯機の脚と台座のサイズ

洗濯機をかさ上げ台の上に設置する際には、脚の大きさと台座の形状・構造の相性が非常に重要です。

脚がしっかりフィットせず、乗せただけの状態になっていると、運転時の振動でズレやすくなり、ガタつきや転倒の原因になることもあります。

ドラム式は重量があり、横揺れが発生しやすいという特徴があります。

滑り止め素材が付いているものや、四角いフレームで脚を囲って固定できるタイプを選ぶと安定性が高くなります。

設置後に少しでもグラつきを感じる場合は、設置面の水平や脚の接地具合を再確認することが大切です。

排水ホースの位置や長さ

かさ上げ台を設置すると、洗濯機の位置が高くなるため、排水ホースの長さが足りなくなったり、無理に曲げて取り付けることになるケースがあります。これにより、水の流れが悪くなり、排水の逆流や詰まりの原因になります。

排水がスムーズに流れるようにするためには、以下の点を事前に確認しましょう

  • 排水ホースが床や排水口まで“ゆるやかな下り勾配”でつながっていること
  • ホースが途中でU字型や急角度で折れ曲がっていないこと
  • 接続部分がしっかり固定され、抜けやすくなっていないこと
  • ホースの先端が水に浸かっていないこと(サイフォン現象防止)

理想は、洗濯機の排水口から床排水口に向かって、なだらかな曲線を描くようにホースが下がっている状態です。もしホースの長さが足りない場合は、延長ホースやL字ジョイントなどの補助部材を活用すると良いでしょう。

設置場所の床の材質と強度

床がフローリングやクッションフロアの場合、重量と振動によってへこみや損傷が出る可能性があります。床の耐荷重や素材を確認し、必要に応じて補強板などを使用すると安心です。

かさ上げ台を設置した際に起こり得るトラブル

本体の転倒・ガタつき

洗濯機の重さに対して台が弱かったり、脚の固定が甘いと、脱水時に振動でズレたり最悪の場合は転倒することもあります。事故防止のためにも、しっかりした固定と水平な設置が重要です。

排水の逆流や詰まり

ホースの勾配が取れていなかったり、途中で折れ曲がっていると、排水がうまくいかずに逆流や詰まりを引き起こすことがあります。特にマンションなどで階下漏水につながるリスクもあるため、慎重に確認を。

振動・騒音の増加

かさ上げ台を使うと洗濯機の重心が高くなり、運転中の振動や音が大きくなることがあります。台の素材や床との接地が不十分な場合、「ブーン」「ガタガタ」といった共鳴音が発生することも。小さなグラつきでも振動は強く感じられるため注意が必要です。

振動・騒音を抑えるためには、以下の対策が効果的です:

  • 防振ゴムマットを使う
     洗濯機の下やかさ上げ台の下に使用。
  • 滑り止めや吸音パッドを設置
     フローリングや柔らかい床材での使用におすすめです。
  • 水平をしっかり確認
     水準器を使い、本体や台が傾いていないかをチェックしましょう。

設置後は試運転を行い、振動や音に異常がないか確認することが大切です。問題があれば、早めの調整でトラブルを防ぎましょう。

安全に設置するためのポイント

  • かさ上げ台は「ドラム式対応」と明記された製品を選ぶ
  • 自力での設置が不安な場合は、業者に依頼するのも選択肢
  • 水準器を使って水平を確認する
  • 設置後は試運転し、音・振動・排水を必ずチェック

まとめ

かさ上げ台を使うことで、ドラム式洗濯機の使い勝手は格段に向上します。洗濯物の出し入れがしやすくなり、排水の取り回しや掃除のしやすさも改善されるため、暮らしの快適さに直結するメリットがあります。

しかしその一方で、誤った設置方法や適合していない製品を使用した場合、トラブルに発展することも

「高さを上げたいから」という理由だけで選ぶのではなく、

  • ドラム式洗濯機に対応しているか
  • 耐荷重や安定性が十分か
  • 設置環境に合っているか

といった点を慎重に確認し、正しく安全に設置することが大切です。

排水の逆流や詰まりでお困りの方へ

排水トラブルは、普段は見えにくい箇所で静かに進行していることが多く、気づいた時には床が濡れていた、階下に水漏れしてしまったというケースもあります。

特に、かさ上げ台の設置後に異変を感じた場合は、早めの点検・対応がトラブル防止につながります

当社では、洗濯機の下にある排水口の点検・清掃や、排水配管のつまり除去などの作業にも対応しております。
設置後のトラブルがご不安な方も、どうぞお気軽にご相談ください。

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