キッチンで洗い物をしていて、水がシンクに溜まってなかなか流れていかないと厄介ですよね。皆様も一度はこのようなトラブルを経験されたことがあるのではないでしょうか。このページでは、シンクに水が溜まって流れていかない原因のご紹介と、高圧洗浄機を使用して修理を行った事例を画像を交えてご紹介しています。
目次
キッチン排水の流れが段々と悪くなってシンクに水が溜まって全く排水しない状態になることがあります。
さて、キッチン台所のシンクに水がたまって流れていかない原因とは何でしょうか。キッチンの蛇口から出た水がなかなか流れていかないのは、排水経路のどこかで詰まりが発生しているからなのです。
では、実際何がつまりの原因となっているのでしょうか。次の項目で見てみましょう。
1つ前の項目で、キッチンシンクに水が溜まる原因は排水詰まりだとご紹介いたしましたが、その排水詰まりの原因とはそもそも何によるものかここでご紹介させて頂きます。
【油のかたまり】
当社が修理をしているキッチン排水詰まりの原因は、約7割以上が油のかたまりです。キッチンはどのお宅でも油や油汚れを洗い流していますが、その油は排水管の内部に徐々に付着していずれはラード状に固まります。排水口やトラップ、排水管内部に油のかたまりが付着して水の通り道が狭まると、排水がスムーズにいかなくなり、キッチンシンクに水が溜まるのです。
【食べ物の残り】
ラーメンの汁や食べ残しなどを少量ならばとキッチン排水口に流してしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、これらも経年とともに少しずつ排水経路に蓄積され、排水詰まりを引き起こします。
【石鹸カス】
食器用洗剤や手洗い石鹸などのカスも少しずつキッチン排水口から排水管へと流れるにつれ、内部に蓄積して詰まりの原因になることもあります。
【野菜のヘタなど固形物】
野菜のヘタや洗剤の詰め替えパウチの切れ端など、小さな固形物は排水口に流れていってしまうこともあります。これらが詰まりの原因になることもあるのです。完全につまりを防ぐことは難しいですが、三角コーナーにゴミネットを設置すると、ある程度の予防にはなるかと思います。
ここで実際当社がキッチン排水口つまりの修理をした事例をご紹介します。
武蔵野市内にお住まいのお客様からお電話で、「キッチンシンクに水が溜まって、流れていかなくなってしまった。つまりの修理をしてほしい。」という内容のご連絡がありました。すぐに現場にかけつけ、お客様から詳しいお話をお伺いしました。
お客様によると、数日前からキッチンで洗い物をしていると、水の流れが悪くシンクに水が溜まりがちだったそうです。ゆっくりと流れていくのでそのまま洗い物をしていたところ、ついにシンク内の水がまったく流れていかなくなってしまったとのこと。
まずはキッチン排水口つまりの状況を確認するために、点検を行いました。
キッチン水栓蛇口から水を出したところ、お客様がおっしゃるように確かに水の流れが悪く、排水経路のどこかで詰まりがあることが判明。
お客様の同意を得て、キッチン排水つまりを解消するために、圧力ポンプという道具を使用してつまり解消を試みました。下の画像に写る赤色の道具が圧力ポンプです。
圧力ポンプは、筒状の胴体の先端にお椀型のゴムがついていて、手前のレバーハンドルを操作して作業をします。この道具は、空気圧を利用してキッチンつまりを解消できる可能性があるのです。
圧力ポンプの先端のゴム部をキッチン排水口に押し当て、ハンドル操作を繰り返しましたが、手ごたえがなく、これではキッチン排水つまりは直らないと判断し別の方法を取りました。
キッチン水栓蛇口から出る水は、排水口、排水トラップを経て、屋外の排水管へと繋がっています。今回のお宅のキッチン排水つまりは排水管に原因があると判断をして、屋外排水管の洗浄を行うことに致しました。
下の画像で丸い穴が写っていますが、こちらは排水マスと呼ばれるものです。
お客様の同意を頂いたので、排水マスから高圧洗浄機のホースを差し入れて、屋外排水管内部の洗浄を行います。高圧洗浄で、高い負荷をかけた水を流すことで、つまりの原因を押し流します。しばらく高圧洗浄機を使用して排水管内の掃除をしたところ、つまりが解消した手ごたえがありましたので、キッチンに戻り、水の流れを見てみました。確認したところ、問題なく水が流れていきました。
今回のお宅では、屋外排水管の高圧洗浄を行いましたが、洗浄中は白く濁った水が出てきましたので、やはり油のかたまりによるキッチン排水つまりだったと思われます。
高圧洗浄はひと昔前は、高額なイメージがあったかもしれませんが、近年では定期的に排水管のメンテナンスとして取り入れるお客様が増えたことで、費用も安くなってきました。高圧洗浄をご希望のお客様もどうぞお気軽にご相談ください。
油のかたまりによる排水つまりがほとんどだとご紹介させていただきましたが、実際にはどれくらいの年月で排水つまりが発生するのか気になりますよね。
当社が修理をさせていただく経験上から、早いお宅では約7年ほどで排水つまりが発生します。1階にキッチンのあるお宅でも15年から20年くらいで油のかたまりが原因で排水つまりが生じます。
早ければ7年、長くて20年とかなり差があるように感じるかと思います。この違いは排水管の長さや傾斜角度、接続部の形状などによるものです。食器洗いは冬場ではお湯ですることが多いかと思いますが、排水管が長い分、湯の温度が排水管内で下がって、油が固まりやすくなります。固まった油はラード状になり、排水管のつまりの原因となります。そのため、2階にキッチンがあるお宅の方が排水つまりが生じやすい傾向にあるのです。
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