流し台シンク交換と洗濯水栓修理と交換(東京都・埼玉県)

キッチン水栓、台所蛇口の高さを上げる方法

蛇口の水が出る位置が低くて、洗い物をするときに かがんだ姿勢になってしまい腰が痛いことはありませんか。
他にも、洗い物をしているときに、たびたび皿や鍋が蛇口にぶつかることはないでしょうか。

もしもこのようなことがあれば、現在ご使用中の蛇口の位置が低すぎる可能性があります。

このページでは蛇口の水が出る位置を上げて、より快適に使用できるようにするための方法を解説していきます。

目次

壁付水栓のスパウトの形状を変えて吐水位置を上げる方法

やや聞き慣れない単語がいくつか登場したかと思いますので、まず基本的な単語の解説からしていきます。すでにご存じの方は読み飛ばしていただいてかまいません。

【壁付水栓とは】

壁付水栓とはその名のとおり、壁についているタイプの水栓のことです。次の画像をご覧ください。

壁付シングルレバー

上の画像のような水栓を壁付水栓と呼びます。他にも台付き水栓と呼ばれるものがあります。

台付き2ハンドル

2枚目の画像が台付き水栓です。

キッチン水栓がどのようにして設置されているかが両者を見分けるポイントです。

【スパウトとは】
蛇口をゾウとすればスパウトはゾウの鼻部分に相当します。幼稚な表現ですが、わかりやすいかと思います^^

【吐水口とは】
あまり見慣れない漢字ですが、読み方は「とすいこう」です。

水が出てくる部分とお考えください。

 

さて、ここまで各種単語の解説は済みました。

蛇口の高さが低いと感じる場合、鍵はスパウトと吐水口にあります。

スパウト先端の吐水口の位置が低ければ、「蛇口が低いな…」と感じるでしょう。つまりこの吐水口が高くなれば問題が解決することがあるのです!

壁付水栓をご使用の場合で、蛇口の高さが低いとお感じになっている場合は、スパウトの形状を変えることで吐水口の位置が上がります。

現在使用している水栓とは異なる形状のスパウトを取り付けることで蛇口の高さが上がります。
次の画像をご覧ください。

スパウト特殊形状のもの

こちらは高さ上げに向いているスパウトです。
グイッと上にあがっているのがお分かりいただけるかと思います。

スパウト高さ上げ

こちらの商品であれば、最大で145mm分だけ高さが上がります。これだけで大きなお鍋を洗いやすくなるでしょう。高身長の方であれば腰を曲げずに済む可能性があります。普段の水仕事が楽になるはずです。

しかし、どのようなタイプの水栓にでも取り付けられるわけではありません。

スパウトを接続する部分の外径が重要になってきます。ここで紹介したスパウトの場合は、16mm商品なので接続部のサイズが16mmである必要があるのです。

スパウト適合性

 

 

 

接続部のサイズは複数あります。適合しなければ接続できません。ご自分でスパウトを購入してDIYをするのもよいですが、サイズが間違ってしまうリスクもあるため、よほど慣れている方以外はご家庭での交換はしないほうがよいかもしれません。

当社であればスパウトの交換を得意としており、すぐに対応いたします。お気軽にご相談ください。

 

台付2ハンドル水栓のスパウトを高さのあるものに交換

まず最初に2ハンドル(ツーハンドル)水栓について解説します。2ハンドル水栓とはその名の通り、2つのハンドルがある水栓のことです。

台付き2ハンドル

上の画像が2ハンドル水栓です。見たことがある方も多いですよね。湯と水それぞれが出てくるハンドルが設置されています。

このタイプの水栓をご使用中で蛇口の高さが低いと感じる場合は、高さのあるスパウトに交換します。
ただし、どんなスパウトでも適合するわけではないため、適合するものに交換をします。

 

台付き2ハンドル水栓をご使用中の方は次のスパウトに交換することで水が出る位置を上げることができます。

 

スパウト特殊形状2

こちらもずいぶん上にあがっていますよね。

スパウト高さ上げ173.5ミリ

こちらの商品だと173.5mm分だけ高さを上げることが可能です。

やはりこちらも適合性があり、サイズが合わないと使用できません。

高さ上げに向いているスパウトは複数ありますので、現在ご使用中のキッチン蛇口にあった最適なものへと交換をいたします。

 

 

ワンホールシングルレバー水栓を吐水位置が高いものに交換

ワンホールシングルレーバー水栓という聞き慣れない単語が登場しましたので、まずは単語の解説から行います。

ワンホールシングルレバー水栓とは次のような水栓のことです。

台付き水栓

シンクに1つの穴をあけて設置している水栓で、吐水・止水の操作レバーが1つのタイプの水栓です。特に珍しいタイプの水栓ではないので、こちらも使ったことがある方や、ご自宅のキッチン水栓がこのタイプだというご家庭は多いかと思います。

ワンホールシングルレバー水栓の場合は、吐水口の位置が高い水栓に交換することをおすすめします。
図面なので、見慣れない方にとっては見づらさを感じるかもしれませんが、下の画像2つの画像をご覧ください。

155mmスパウト図面

上の画像はワンホールシングルレバー水栓の図面です。吐水口までの高さが155mmとなっています。

これをより高さがある吐水口に交換します。

184mmスパウト図面

上の画像の水栓に交換をすると吐水口の高さが184mmまで高くなります。

155mmから184mmになったので29mm高さが上がりました。つまり約3センチ高さが上がったのです。
たった3センチに感じるかもしれませんが、洗い物では違いを感じることができるでしょう。寸胴鍋が当たりやすい方にはこのような交換をおすすめいたします。

 

吐水口の位置が高い水栓に新しく交換することも選択肢の1つです。
ぜひご検討ください。

【お申込みの流れ】

適合性を調べるため現在ご使用中のキッチン水栓のメーカー名、品番をお伝えください。品番は蛇口の付け根などにラベルシールとして貼られていることがあります。目視しにくい場合は手鏡などをかざしてご確認ください。

すでにラベルシールが剥がれていることもあるでしょう。メーカー名や品番がわからない場合は、水栓の画像を撮影していただき当社までメールでご送信ください。

どれくらい高さを上げたいのか、現在の蛇口がなぜ不便なのか、どうして高さを上げたいのかなど、くわしい事情をお聞かせいただけると、適合するスパウトや新しい蛇口を提案することができます。ご協力ください。

 

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