リフォームや、既存のホースなどの劣化で、風呂場水栓のシャワーホースやシャワーヘッドを新しいものに交換したいとお考えの方もいらっしゃるでしょう。シャワーヘッドとシャワーホースの交換は難しくはないため、ご自分での作業も可能です。ここでは、一般の方向けに、風呂場水栓のシャワーホース、シャワーヘッドの交換作業マニュアルをご紹介しています。
目次
風呂場水栓のシャワーホースとシャワーヘッドの交換の手順は、2ステップです。
1.古いシャワーホースのシャワーエルボのネジを取り外す
2.新しいシャワーホースのネジをシャワーエルボに取り付ける
たった2ステップ。簡単そうに聞こえるかもしれませんが、1つだけ注意点があります。それは適合するシャワーホース、シャワーヘッドを選ぶこと。では、必要な交換手順を細かく見てみましょう。
シャワーホースとシャワーヘッドの交換手順を、購入段階から細かくご紹介していきます。
まずは、シャワーホースとシャワーヘッドをホームセンターやインターネットなどで購入します。この時、風呂場水栓のメーカーと同じシャワーヘッド付きホースを選んでください。同じメーカーを選ぶことが基本です。どれを購入しても問題がないというわけではありませんので、ご注意ください。シャワーヘッドとホースの適合性については後ほどご紹介します。TOTO社の風呂場水栓のホース交換はおすすめしていません。こちらも後述します。
シャワーヘッド付きのシャワーホースがありますので、買うとしたらこちらがおすすめです。わざわざシャワーヘッドとホースをバラで2つ購入する手間がなく、尚且つホースとシャワーヘッドの適合性が確実にあるためです。バラで購入するよりも、シャワーヘッドとシャワーホースがセットになっている商品を購入したほうが安くなることが多いですよ。
また、シャワーホースの長さもご確認ください、通常のホースの長さは1600mmです。現在ご使用中のホースの長さを計測していただき、1600mmで合うかご確認ください。
シャワーヘッドのすぐ下で、片手で一時止水ができるボタンがあるタイプがあります。確かに、目を閉じながら洗髪しているときに、水栓蛇口のハンドル部まで手を伸ばすのは面倒で、シャワーヘッドの手元で止水できると非常に便利ですよね。しかし、こちらは使い方によっては壊れやすい商品でありますので、当社としてはおすすめはしておりません。
風呂場水栓のシャワーヘッド、シャワーホースを交換する場合は、モンキーレンチという道具が必要になります。
一般のモンキーレンチでは作業が難しい場合が多いです。当社がおすすめするのは、高儀(TAKAGI)社のSWM-24 GIS ショートワイドモンキーです。
モンキーレンチについて、簡単にご紹介します。こちらは、レンチの一種。 ボルトをつかむ部分(あご)の幅をウォームギヤという部分によって、自由に変えることができる道具です。お持ちではない場合は、ご購入をおすすめします。
では、本題の風呂場水栓のシャワーホースとシャワーヘッドの交換手順についてご紹介していきましょう。
1.古いシャワーホースを水栓から外します
まず古い風呂場水栓からシャワーホースを取り外します。接続部にある金具を緩めて、シャワーホースを外してください。
上の画像で黄色い丸印をつけている部分にはナットがあります。この六角ナットをモンキーレンチを使用してゆるめて古いシャワーホース取り外します。中には六角ナットではなく丸いネジになっている物がありますが、この場合は手で回すか、固いようなら水栓プライヤーや大き目のペンチ等を使用して取り外してください。
水アカがついていて、簡単には取り外せない場合もあります。力いっぱいに作業をしてしまうと、破損をさせる可能性もありますので、力加減には注意して作業を行ってください。
また、風呂場の壁に面した箇所で、狭いスペースでの作業になりやりにくく感じる方も多いかと思います。右利きの方であれば、カラン部分の右側からモンキーレンチを入れて作業をされると、いくらかやりやすくなるはずですので、お試しください。ある程度、モンキーレンチでナットを回したら、その後は手でクルクルと回せば外れるようになります。
2.シャワーホース、シャワーヘッドを取り付ける
すでに購入してあるシャワーヘッドとシャワーホースを取り付けます。シャワーヘッドを取り付ける際に、オーリングという丸い輪っかになったパーツがある場合は、このオーリングがねじれないように気を付けてください。
3.水栓本体とシャワーホースの接続
パッキンを入れたシャワーホースの接続ナットをシャワーエルボに取り付けます。手で回るところまで回し、最後にしっかりとモンキーレンチを使用して締めててください。
4.水を流して水漏れがないか確認する
しっかりとナットを締めて、交換ができれば完了…とはいきません。水を流してみて、水漏れがないか確認してください。確認するポイントをご紹介します。
・シャワーホース接続部
本体とシャワーホース接続部、つまり今回モンキーレンチを使った部分から水が漏れていないかご確認ください。しっかりとナットが締まっておらず、緩んでいると水が漏れることがあります。
・シャワーヘッド接続部
シャワーホースとシャワーヘッドの接続部から水が漏れていないか確認してください。万が一漏れている場合は、シャワーヘッド接続部を回して、しっかりと締めてください。
・シャワーホース
新品のシャワーホースでも、万が一穴が開いている可能性もあり得ますので、水が漏れていないかご確認ください。
・シャワーヘッド
こちらも新品ならほぼ問題はないかと思いますが、シャワーヘッドにヒビや割れがあると水が漏れることがあります。水を流してみて、漏れがないか確認しておいてください。
上記を確認して、水漏れがなければ、交換完了です。
風呂場水栓のメーカーとシャワーヘッド、シャワーホースは同じメーカーにすることが基本であると、既にご紹介させて頂きました。
メーカーが異なると、パーツの規格が異なるため、適合しないことがあるのです。まずは水栓と同じメーカーのシャワーホース、シャワーヘッドを選ぶようにしましょう。
【KVK社の風呂場水栓の場合】
KVK社の風呂場水栓では、KVK社製のシャワーホースとシャワーヘッドが適合します。
【MYM社の風呂場水栓の場合】
現在では製造されていないMYM社の風呂場水栓。この場合は、同メーカーのシャワーホースやシャワーヘッドの入手はできません。しかし、ご安心ください。INAX社、KAKUDAI社、SANEI社のシャワーホース、シャワーヘッドでも適合するのです。
【INAX、KAKUDAI、SANEIの風呂場水栓の場合】
基本は水栓本体と同じメーカーのホース、シャワーヘッドに交換ですが、この3社は適合性があります。この3社であれば、互いに適合しますので、他社のシャワーホース、シャワーヘッドをお選びいただいても問題ありません。
ここまでご自宅でご自分で風呂場水栓のシャワーホース、ヘッドを交換する方法をご紹介してきました。大手メーカーであるTOTO社の風呂場水栓をご使用のお客様も多いでしょう。しかし、TOTO社のシャワーホース、ヘッド交換は、適合する商品選びが難しく、一般の方にはおすすめできません。間違って適合しない商品を購入してしまう可能性もありますので、TOTO社の風呂場水栓は業者に交換依頼をすることをおすすめ致します。
モンキーレンチの扱いに不安のある方はアダプター(アジャスター)付きのシャワーホースセットが便利です。
樹脂製のアジャスターを手締めして取り付けるため水漏れがしやすい構造ではありますが一応は使えます。アダプターがついているため、複数のメーカーに適合しますので、非常に便利です。迷った場合はこのような商品が良いかもしれません。
フリーダイヤル:0120-341-321
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